砂川市は、ことし8月に着工する市役所庁舎建設について、早ければ6月中にも一般競争で公告する予定だ。市は、17日に開会する第2回定例市議会に庁舎建設の着工費を補正予算案として提出する。可決次第、公告となる見通しだが、現段階では参加要件の設定や、工種ごとの分割発注などは流動的な部分を残している。市としては8月の着工、2021年3月の完成を目指し、総事業費には44億円を見込んでいる。
美幌町は、新役場庁舎建設を主体、電気、設備の3分割で7月ごろに指名する考えだ。6月の定例町議会で2019・20年度の2カ年の債務負担行為を設定し、19年度施工分の工事費約1億3000万円を補正する見通し。8月の臨時議会か9月の定例議会で契約承認を得て10月に着工する考えで、21年2月の完成を目指す。総工費としては約25億円を積み上げている。
旭川市が進める総合庁舎建て替えで、新庁舎完成後に取り組む現総合庁舎と第3庁舎の解体、2期に分けて整備する駐車場の着工時期が判明した。現総合庁舎解体は2023年7月ごろの着工を見込み、同年度内の完了を想定している。その後、跡地に整備する駐車場の1期工事に取り掛かる予定だ。
網走市は、公募型プロポーザルで募集していた新庁舎建設の基本構想策定支援業務の受託候補者をドーコンに決めた。27日に見積もり合わせをし、随意契約を結ぶ。業務期間は2020年8月31日までとなっている。