2021年12月12日 08時30分
新しい港づくりへ、進む港湾機能の再編―。室蘭港で67年前に建てられた入江地区中央埠頭市営3号上屋の解体が完了し、上屋があった埠頭先端西側から港内が見渡せるようになった。解体跡地は舗装などを施し、旅客船岸壁の関連施設として活用する予定だ。
2021年12月10日 15時00分
室蘭市は7日、開会中の定例市議会一般質問で祝津埠頭背後地の土地利用を一部見直す考えを示した。2020年度に策定した観光振興計画で重点観光エリアに位置付け、祝津埠頭では水深11m岸壁の整備が進むが、11月に大成建設が浮体式洋上風力発電施設の製造拠点整備構想を表明。市は大型客船寄港と大成建設の部材運搬どちらにも対応できるようにする。
2021年11月10日 09時00分
後志管内18市町村の過疎地域持続的発展計画が出そろった。小樽市の第3号埠頭再開発や4町での道の駅再編など、基幹観光施設の整備で産業振興を目指す。市町村道の改良や公住の建て替え・長寿命化といった生活環境、学校施設改修など教育環境の改善に向けた事業を掲げる自治体も多い。2045年までに人口が半減すると試算されていて、減少傾向に歯止めをかけ地域活性化につなげる考えだ。
2021年10月06日 13時00分
高い潜在力を背景に計画の進む北海道の洋上風力発電。しかし系統制約、投資リスク、港湾整備など解決すべき課題も多い。2050年までの脱炭素社会の実現に向けて、巨大投資によるインフラ整備、官民連携の枠組みづくり、技術開発など多様な側面からのアプローチが進められている。
2021年10月02日 10時00分
4年越しの灯台本復旧へ―。留萌港西防波堤の整備と灯台本復旧が着実に進んでいる。留萌開建は27日、同開建が発注し堀松建設工業が手掛ける留萌港ほか1港防波堤その他建設の現場で記者説明会を開いた。2017年12月の暴風雪で倒壊した灯台を再建するもので、細心の注意を払って新たな灯台が設置された。