2020年12月02日 12時00分

丸吉ロジ(本社・北広島)は、鋼矢板や橋桁など鉄製品に特化した物流会社だ。単に鋼材や部材の輸送だけでなく、荷主から倉庫運営を受託したり、製品の切断や溶接など加工を手掛けるオールマイティー物流「丸吉モデル」を実践している。新型コロナウイルスの影響で先行きの業況は非常に厳しいとみるが、ものづくりや再生可能エネルギーなどの分野を視野に入れた新規営業部門を創設し、オンリーワン企業を目指す。
2020年11月13日 12時00分

札幌硬石(本社・札幌)は皿や箸置き、ドアストッパーなどの石材加工品を扱う会社。砕石業を営むハラダ産業(同)の関連会社として2016年に設立した。〝砕石ファン〟を増やすことが札幌硬石の役割と捉え、自然石の身近な活用策をSNSなどを使って発信する考えだ。
2020年10月29日 15時00分

大雪山国立公園内にある白雲岳避難小屋の建て替えが、このほど完了した。環境省としては初めて、短い工期で高強度の建築物が施工できるCLT(直交集成材)を全面的に活用した。現場は標高2000m。工事は平井建設工業(本社・当麻)が受注し、厳しい自然環境下の作業で竣工までこぎ着けた。
2020年10月21日 10時00分

2020年度上半期(4―9月)の道内生コン出荷量は官民合わせて186万2150m³で、前年度同期に比べ3%落ちた。低調だった4―6月が影響し、最大市場の札幌は6.3%減の50万3232m³にとどまった。千歳は北海道日本ハムファイターズのボールパーク(BP)建設などが要因で、69.4%の大幅増となった。苫小牧や小樽も前年度を上回った。
2020年09月03日 10時00分

建設資材対策北海道地方連絡会がまとめた2020年度の主要資材の需要見通しによると、アスファルト合材や生コンクリートの需要は9月から10月にかけてピークに達する。前年度の需給見込みに比べるとアスファルト合材が47.5%増の118万8641㌧、生コンクリートが117万6030m³など全体的に需要が増加。背景には防災・減災対策で増加した公共予算や、北海道新幹線札幌延伸工事の本格化などがあるもようだ。