2022年05月06日 17時00分

音更町の新たな道の駅は、木のぬくもりで来場者を出迎える。4月15日に開業した道の駅おとふけ(通称・なつぞらのふる里)は、森林の適切管理を示すフォレスト・マネジメント(FM)認証を受けた町内森林カラマツ(認証材)を活用。緑の循環認証会議(SGEC/PEFCジャパン)の「建屋構造材部分認証」を受け、道の駅では初めて認証材利用を公的に認められた。町は地元木材の魅力周知と林業への関心向上に期待する。
2022年04月20日 08時00分

北海道生コンクリート工業組合のまとめによると、2021年度の道内生コン出荷量は332万217m³で前年度から2.8%減少した。組合が想定していた過去2番目の低水準323万m³から上振れした格好。小樽や富良野、留萌などは増えたが、千歳や苫小牧、旭川といった地域は前年度にあった特需の反動で減少した。札幌は95万8067m³で3.1%ダウンした。
2022年04月14日 07時00分

政府は12日、ウクライナへの侵攻を続けるロシアへの追加制裁として、木材を含む38品目の輸入禁止を決めた。個人398人と28団体の資産凍結も実施する。岸田文雄首相が先に表明した制裁措置を具体化し、先進7カ国(G7)と足並みをそろえた格好だが、今回の措置が日ロ両国の経済に及ぼす影響は限定的と見られる。道内企業は慎重に状況を見極めることが必要になりそうだ。
2022年04月12日 09時00分

コンパネを中心とした空前の材料費高騰で、型枠工事業が厳しい状況にある。北海道型枠工事業協同組合の沢田信彦理事長に業界の現状と今後を聞いた。
2022年04月05日 12時00分

ヤマシメ桑田海運(本社・天塩)は、良質な天塩産の砂を採取し、生コン用細骨材として利尻・礼文をはじめ道内各地の生コン工場に供給する会社。もともとは木材運搬を仕事としたが、時代の移り変わりとともにニシンや土木資材など扱う製品を変えていった。桑田幸治社長は「高齢化や担い手不足など地域の困りごとを解決しながら天塩の地の利を生かし、これからも道内経済の発展に向けて頑張りたい」と話す。