留萌振興局は2018年度、人手不足対策として食と観光・働き手対策室を新設するとともに、北海道経済産業局と連携して労働力融通モデルの創出に取り組む。人手不足に対応する専門部署を設けるのも道経産局と連携事業を行うのも14振興局で初の試み。18年度は産業間で労働力を融通するための課題を抽出し、19年度の融通システム運用開始を目指す。
知内町は、町産米粉を使ったパンの製造販売拠点と、新名物として全国展開する「牡蠣飯弁当」の生産拠点を整備する。国の地方創生関係交付金に採択され、事業費2億8400万円を補正した。既存施設の改修がメインで4月以降、実施設計に着手し、8、9月に工事発注する見通し。2019年4月の供用開始を予定している。
天塩町は、酪農生産法人ミルクファーム天塩が計画するフリーストール搾乳牛舎建設などに5億6713万3000円を補助する。酪農経営体生産性向上緊急対策事業として実施するもので、3月定例町議会に補正予算案を提出し可決された。総事業費は14億4800万円を試算。国からの正式な補助内示を経て、5月連休明けに施工者を選定し着工する見通しだ。