峰延農業協同組合(美唄市峰延37、森川和徳組合長)は、大豆乾燥調製貯蔵施設新設を7月中旬にも主体、設備一括で一般競争公告し、8月末に入札する方針だ。これに先立ち、施設新設に伴う乾燥調製設備設置と造成を条件付き一般競争公告した。参加申請書の提出は乾燥調製設備設置、造成とも11日まで。29日午前10時から同農協で入札する。
道水産林務部は、2020年の開校を目指す仮称・道立林業大学校の講義・基礎実習拠点となる候補地をまとめた。誘致に名乗りを上げている11地域が廃校などの利用を提案し、道は効率的な教育環境の整備から3つの道有施設との併設を提起した。有識者懇談会や地域との意見交換を実施し、設置場所を決定する。
富桑工業(本社・富良野、福井敏満社長)の関連会社KUWAHARA(同・中頓別、桑原守孝社長)は、富桑工業が保有する鉱山から採掘されるミネラル豊富な貝化石を活用した肥料・飼料の製造工場を中頓別町内に整備している。旧中頓別農高屋体などを改修して設けるもので、総事業費は4億8000万円。現在、主体・設備一括で北海道川崎建機が施工しており、6月末の完成、7月の稼働を目指している。
上川総合局は、本年度から林業・家具産業の担い手対策などを目的とした「未来づくり感響プロジェクト」をスタートさせる。明和地所(本社・東京、原田英明社長)の企業版ふるさと納税を活用した事業で、業界関係者を集めた協議会の開催や中高生を対象とした林業学習ツールの試作などに取り組んでいく。