函館市は、社会資本整備総合交付金などを活用する2023年度の市道関連事業1次要望に事業費ベースで18億610万円を積み上げている。街路は3・4・66号日吉中央通湯川工区を推進。道路は日暮し通でのロードヒーティング修繕を新規に求める。JR函館駅前・大門地区でのにぎわい創出に向け、公園通2号線での歩道拡幅にも着工したい考えだ。
伊達市は、453号伊達市大滝区清陵町―三階滝町間の拡幅改良を国に要望している。延長2㌔で、区間内には構造物として長流川に架かる橋長32mの長寿橋がある。453号は西胆振地域と札幌圏を最短で結んでいて、新千歳空港からのアクセス向上や生活道路の機能確保の観点から早期整備を求める。
根室振興局農村振興課は、農道・集落道整備高度化奥行西地区の2023年度着工を目指している。別海町内の砂利道3672mを改良舗装し、農産物などの輸送効率化といった経営基盤強化につなげる。事業期間は28年度までで、総事業費は8億900万円を試算。22年度は用地測量に取り組む。
網走建管は、北見市内の3・4・26南岸通の都市計画街路整備について、2023年度新規採択を目指している。延長2.3kmを対象に橋梁新設や、道路の改良・舗装に取り組む。総事業費は32億5500万円を試算。29年度の完了を見込んでいる。