厚真町は、仮称・表町バイパス線の新設を計画している。大型車両の市街地通過などを緩和させるのが目的で、延長は470m。早ければ2023年度から2カ年での施工を見込んでいる。
稚内建管は2022年度、道道稚内幌延線防災安全交付金交安歩道拡幅を新規事業化した。歩行者の安全通行確保を目的に幌延町市街地で延長400mにわたり歩車道を計3m拡幅する。事業期間は24年度まで、総事業費は約2億2000万円を試算。22年度は用地測量や地質調査などを進め、23年度の着工を目指す。
道は20日、2022年度第2回公共事業評価専門委員会を開き、国に23年度着手を要望する事業費10億円以上の大規模公共事業などを事前評価した。34地区を対象に事業の必要性や効果を検証した結果、3・3・26愛国北園通整備(釧路市)など33地区が妥当であると判断。農政部が挙げていた、ため池整備茂平沢第一地区(当別町)は対象から取り下げたため評価せず、建設部所管の雨竜川広域基幹改修(幌加内町)は事業内容の妥当性が十分説明されていないとして継続審議とした。
苫小牧市は勇払川西通で、老朽区間の改修を計画している。実施設計を6月にも一般競争公告し、7月に入札。秋ごろまでの完了を予定する。2023年度の着工を目指している。