白老町は立地適正化計画案をまとめた。期間は2022―41年度。都市計画マスタープランの基本方針を受けて居住や都市機能の誘導エリアを示し、コンパクトなまちづくりを推進する方針だ。都市機能誘導区域にJR白老駅周辺を設定し、商業機能は新たな立地を誘導する。
平取町は、役場庁舎建て替えなどを盛り込んだ本町市街地グランドデザイン計画を策定した。コンパクトで持続可能なまちづくりに向けた長期的な方針を示したもの。老朽化が進む役場庁舎や災害リスクの高い町民体育館の建て替えなど施設の整備・再配置を進める方針だ。
中頓別町は、第8期総合計画の前期実施計画をまとめた。計画期間は2022―26年度までの5カ年。主な事業では公営住宅2棟8戸建て替えなどに5年間で5億6100万円、防災センター整備に3億5061万5000円を盛り込んでいる。
白老町は、2041年度を目標年次とする第2次都市計画マスタープラン案をまとめた。コンパクト・プラス・ネットワーク型の都市構造に転換させるため、暮らしの場の近くにさまざまな都市機能を集約し、それらを道路や公共交通のネットワークで結ぶ。ハード整備を見ると、高速IC周辺への工業施設・流通業務施設集積や国道36号拡幅、鉄北幹線整備などによる交通利便性の向上を見込む。近く成案化する。