2021年10月18日 12時00分
1961年創業の北海鋼機(本社・江別)は、建物の屋根や外壁に使われるカラー鋼板を作る鉄鋼2次製品メーカーだ。道内でカラー鋼板の製造設備を持つ唯一の会社として、耐候性や滑雪性を備えた鋼板の流通を支えている。床型枠用デッキプレートも製造するなど建物の床から屋根まで携わる点が特長。人口減に伴う市場縮小を背景に新たな需要開拓にも取り組む考えだ。社員数は87人で、うち50人弱が製造現場で働いている。
2021年10月14日 15時00分
躯体仮設工事会社のクレアル工業(本社・札幌)は、札幌市東区にタイニーハウス(小さな家)の展示場をオープンした。本業の土木、建築に次ぐ新事業として展開。1棟当たり8m²ほどの面積で、少人数の宿泊や店舗空間として活用を見込む。サウナや和室、テレワーク向けを用意し、コロナ禍の人数を限定したコミュニケーション需要を取り込む狙いもある。広大なヤードを抱える建設業や運輸業などの土地活用策の一環として使ってもらいたい考えだ。
2021年10月13日 12時00分
石狩湾新港に本社と工場を構えるシンセメック(本社・石狩)が手掛けるのは、オーダーメードの製造装置・生産ラインだ。自動車業界や食品業界に向けて5つの建屋で製作する。特に直近15年間では工場の新増設や機械導入など積極的な設備投資を続けてきた。業態も特徴的で、設計から部品加工、制御系、組み立て、まで一貫して自社で開発・生産している。
2021年10月10日 10時00分
農業6次化事業のプロデュースなどを手掛けるノースエレメンツ(本社・札幌)は、ロックミュージックを聴かせた野菜を生産する「ロッキンベジタブル」事業に来春から乗り出す。規格選別せずに個体差のある「ロックな野菜」として楽しんでもらうことで食品ロスなどの社会課題を解決し、持続可能な開発目標(SDGs)に貢献する考えだ。
2021年10月08日 15時00分
少子高齢化による人口減少で国内産業の競争激化が進む中、帯広に拠点を置く郷土料理・天ぷらの「はげ天」と豚丼の「ぶたはげ」は、道内にとどまらず香港にも積極展開している。海外に出た狙いを帯広はげ天の矢野整代表取締役(58)に聞いた。