2020年06月15日 12時00分
建設業で30代、40代の経営者が続々と登場している。北海道経営未来塾の協力を得て、同塾で学んだ建設業の若手経営者を取材した。
白崎喬大さんは大学卒業後の4年間、東京の人材コンサルティング会社で営業を経験し、2016年に帰郷。父の義章さんが社長を務める白崎建設に入社した。
「わが社の社是は『技術と信用で地域に貢献する』。会社や個人が積み上げてきた経験と知識を掛け合わせた技術と、これまで完成させてきた工事を通じて発注者や地域住民から勝ち得た信用で利益を確保しながら適切な投資をし、いい施工を続けることが最大の貢献だと考える」
2020年06月14日 12時00分
建設業で30代、40代の経営者が続々と登場している。北海道経営未来塾の協力を得て、同塾で学んだ建設業の若手経営者を取材した。
西條産業の西條公敏常務の前職はミュージシャン。中学校で音楽活動を始め、小樽潮陵高を卒業後、東京の大学に進んだ。精力的な活動が目に留まり、在学中に音楽事務所に所属した。卒業後、一度は不動産業者に就職したが、夢を捨てきれず、25歳で転職。音楽活動を再開し、昼は仕事、夜はライブの毎日を過ごした。CDが全国販売され、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組が始まるなど、順調に活動を続ける中、30歳になった2015年、東京での生活に別れを告げ、故郷の小樽に戻った。
2020年06月13日 12時00分
建設業で30代、40代の経営者が続々と登場している。北海道経営未来塾の協力を得て、同塾で学んだ建設業の若手経営者を取材した。
小鍛冶組の小鍛冶洋介さんは、オフィスにいない社長だ。スポーツ用品メーカーのミズノと共同制作した紺のユニホームをまとい、時間の許す限り現場に顔を出す。作業状況を知るのはもちろん、顧客や取引先と話して生の情報を得る。一方で10代の新人にも声を掛け、小さな悩みに耳を傾ける。
2020年06月12日 12時00分
建設業で30代、40代の経営者が続々と登場している。北海道経営未来塾の協力を得て、同塾で学んだ建設業の若手経営者を取材した。
「今は耐える時期といわれているが、拡大するであろう市場に対して先手を打ちたい」。
室蘭、札幌を拠点に事業を展開する内池建設の内池秀敏社長は、新型コロナウイルスの影響で国内経済が混乱する中、4月に仙台市で事務所の開設に踏み切った。順調に売り上げを伸ばす新事業の戦略倉庫を武器に、全国主要都市進出の夢に向かって奔走している。
2020年06月12日 10時00分
昆布だし、ラーメンたれを中心に調味料・食品を製造販売するアイビック食品(本社・札幌)は、道内食品業界で耳目を集める成長企業だ。ここ数年で工場増設、総菜会社買収、中国拠点設立など順調に業容を広げてきた同社は、突然の新型コロナウイルスショックにどう対応しているのか。副社長から今月昇格したばかりの牧野克彦社長(42)に聞いた。