2018年の札幌市内建築確認件数がまとまった。住宅・非住宅合わせた総数は、前年比4%減の7297件。16年から3年連続でマイナスが続くが、全体では7000件台を維持している。住宅は公的住宅以外は全て前年を下回り、木造アパート等は2割減の落ち込みとなっている。
老朽化した公住南花川団地の建て替えか長寿命化修繕を検討していた石狩市は、同団地の一部を移転し花川東団地として新設する方針を固めた。2019年度に6棟48戸の地盤調査や基本設計を進める考えで、関連予算として2794万8000円を要求。新住棟はRC造の2階建てを想定している。
ニセコ町は、2019年度から「NISEKO生活・モデル地区構築事業」に着手する。18年度に国からSDGs未来都市に選定されたことを受けて取り組む。市街地に近い同町富士見の農地を活用して、環境配慮型住宅による新たな生活空間形成を目指す。19年度は整備構想策定に取り組み、20年度に計画策定し、21年度に宅地造成する考えだ。
道建設部建築局は、江別市の道営住宅大麻宮町団地建て替えA棟新築主体を、2019年1月11日付で一般競争公告する。2工区に分け、それぞれ総合評価方式を採用し、2月26日の開札を予定している。電気と管は1月18日、建具は1月29日に公告する見通し。全体工事費に7億5000万円を試算している。
岩見沢市は、来年4月の施行を目指す不良空き家除却補助制度案をまとめた。補助対象は、不良空き家と判定された市内に所在する専用住宅、共同住宅、兼用住宅で所有権以外の権利が設定されていないという条件を満たすものとし、空き家や付属する門塀などの工作物を除却し更地とする工事などに対して補助金を交付することを検討している。所有者などの自発的な除却を促す制度を創設することで、管理不全空き家の除却を推進する。