芽室町は役場庁舎改築を6月中旬に公告する考えだ。技術提案型総合評価落札方式を採用し、建築、電気、設備それぞれについて2者以上で結成した甲型共同体を構成員とした乙型共同体からの提案を審査する。地域要件は道内に本店・支店を置く者。町内業者や地元資材の活用を評価項目に加える方針だ。
道総務部は、赤れんが庁舎改修費用に充てるための寄付を募集している。個人・法人を対象に、ふるさと納税制度を活用して受け付ける。改修費用を集めるとともに、一般の人にも改修に関わってもらうことで本道を代表する歴史的建築物を守る機運を高める。
美幌町と美幌・津別広域事務組合はそれぞれ23日付で、新役場庁舎建設と美幌消防庁舎改築の基本・実施設計を公募型プロポーザルで公告した。両施設の参加表明書は4月5日を提出期限とし持参か郵送で受け付ける。同6―11日に合同の1次審査、2次審査は役場庁舎が5月9日、消防庁舎は同10日に実施し、各施設の設計者は同16日に通知する。
道は、札幌市中央区にある道庁西18丁目別館について、2018年度の売却を視野に入れている。敷地面積は約5000m²。道有財産は原則、一般競争入札で売却することになっているが、案件の大きさなどから一般競争以外での処分も検討している。