美幌町は新役場庁舎建設の基本構想案を策定した。役場・議会議事堂を統合して現地建て替えすることとし、延べ4500m²の建物に総事業費30億円を試算。基本・実施設計は一括とし、3月下旬にも公募型プロポーザルで公告したい考えだ。
旭川市は、庁舎建て替えに向けた基本設計素案をまとめた。庁舎の配置計画やゾーニング、各階の平面計画などをまとめたもので、1階は市民活動や市民交流の支援機能などを配置し、2・3階は総合窓口、4階以上は執務室とする内容。今後、素案をたたき台に子育てサークルや建設業団体など各種団体との意見交換に臨み、基本設計を練り上げていく。併せて、市若手職員新庁舎建設検討チームがこのほどまとめた提言内容についても、可能なものはできるだけ取り入れていく考え。
上砂川町は、役場庁舎本館の現地建て替えと、西館の耐震補強を計画している。現本館解体なども含めた概算事業費は10億円と試算。新本館建設実施設計と西館耐震補強に向けた耐震診断を含めた実施設計を12月25日に公募型プロポーザルで公告する予定で、2019年7月の着工、21年6月ごろの供用開始を目指している。
美幌・津別広域事務組合は、美幌消防庁舎の改築基本計画案を作成した。現地建て替えに十分な用地を確保するため、周辺の町道などを再整備し現庁舎敷地を含め4498m²を確保することを盛り込んだ。工事と業務の発注は町に依頼する方針で、基本・実施設計については公募型プロポーザルの採用も検討している。