2018年10月07日 14時00分
土木学会(小林潔司会長)は、2018年度の選奨土木遺産を決定した。道内からは「山線鉄橋」と「苫小牧港大規模掘込港湾施設」の2施設が選ばれた。北海道支部が11月16日午後1時半から札幌ガーデンパレスで認定の授与式を開く。
2018年10月03日 12時00分
アイ・ティ・エス(本社・札幌)は、産業用の水中ドローン「CCROV」を導入・販売している。前後左右、水平・垂直移動可能なのが特長。主に橋脚の水中部分の調査や点検への活用を想定している。空中ドローンと比べてまだ普及が進んでいないが、実証実験を重ねて活用法を広げるとともに操作性を向上させ、誰でも使いこなせるよう支援したい方針だ。
2018年09月04日 12時00分
2016年8月の台風10号で被災した273号高原大橋が架け換え工事を終え、4日に開通する。災害発生から2年。被災直後の応急復旧から新たな橋への架け換えまで、建設業者の懸命の努力が実を結んだ。
2018年09月03日 07時00分
7月上旬に道内を襲った大雨災害からもうすぐ2カ月が経過する。JR遠軽駅前の町中心街に延びる道道遠軽芭露線のいわね大橋(橋長337m、1980年架設)は、湧別川の洪水で橋脚が沈下したため上部がV字に折れ曲がり、車両の通行は規制されたままだ。住民が不便な生活を強いられる中、北見工大の渡辺康玄副学長ら研究陣が現地入りし、損傷のメカニズム解明を進めると同時に、再度災害を防ぐ日常点検の重要性を提言している。
2018年08月14日 08時00分
網走建管は、7月の大雨災害で上部がV字に折れ曲がった遠軽町の遠軽芭露線いわね大橋の被害額を15億円と推定している。現在、北海道土木設計で詳細設計を進めており、復旧までには最短でも2年はかかる見通しだ。