2022年03月15日 07時00分
2019年に世界中で多くの企業が被害に遭ったコンピューターウイルス「Emotet」(エモテット)の感染が21年11月ごろから再び拡大している。取引相手を名乗る電子メールの添付ファイルを開くと個人情報が盗まれる危険性がある。新型コロナウイルスの感染拡大で遠隔臨場やICT化が進む建設業にも脅威が忍び寄る。高度化するサイバー攻撃に備えるため、社員一人一人のセキュリティーに関する正しい理解と活用力が求められる。
2022年02月19日 15時00分
砂子組(本社・奈井江)は、ドローンの販売や修理・空撮などを手掛けるヘリカム(同・札幌)の協力を得て、砂子組敷地内に両社の社名を雪面に描いた全長120mの3D(次元)ロゴマークを作成した。若手社員が設計から掘削までICTを駆使した。今後も若手社員教育の一環として継続する考えだ。
2022年02月16日 17時15分
名寄市は2022年度から、市道で除排雪管理システムの実証実験を始める。各除雪車両にGPSを搭載し、位置情報や移動距離などをデータ化することで、オペレーターと発注者の作業効率化に取り組む考えだ。
2022年02月05日 10時00分
タブレット端末を手に真剣なまなざしでパワーショベルの掘削作業を見守る女性。一二三北路(本社・札幌市北区)で事務員を務める三浦亜美さん(24)だ。自身が手掛けた、3D設計データを活用したICT施工が市内で始まった。異業種から建設業に転職して間もない女性の活躍が現場を支えている。
2022年01月27日 15時00分
過酷な除雪従事者の健康状態をリモートで把握。異常を感知したら現場代理人が本人に連絡を取り、早めに休ませる―。上田組(本社・標津)は作業員の位置情報とバイタルデータを遠隔で把握できるリストバンド型端末「みまもりがじゅ丸」を導入し、244号標津町根北道路維持除雪ほか一の現場で活用を始めた。2022年度からは建設ディレクターによる現場負担軽減も開始するなど、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を通じて働きやすい職場の実現を目指す。