2021年11月05日 15時00分
家畜ふん尿を活用し、産業創出と再生エネルギーの有効利用へ―。湧別町農業協同組合、湧別町など6者が出資するオホーツク湧別バイオガス株式会社が1日設立した。町や地域団体、民間企業がタッグを組み、集中型バイオガスプラントの建設や再生エネルギーの利活用に取り組む。プラントで発電した電力は主に売電する考えで、売電量は年間約670万㎾時を見込む。
2021年11月03日 09時00分
池内グループで不動産コンサルティングなどを担う池内環境開発(本社・札幌)は、多目的移動電源車「パワー・サプライ・ビークル(PSV)」を発売した。旧普通免許や準中型免許で運転できる2t車サイズながら、ビル1棟の非常用電源に対応する125kVAの発電容量を持つ。車両のエンジンから駆動を受けて発電するため、発電機を別に積んだり専用の燃料を用意しなくて済み、年1回の消防点検を受ける必要のない手軽さがある。企業や自治体のBCP対策で導入してもらいたい考えだ。
2021年10月09日 10時00分
地域産物生かし、カーボンニュートラルを―。蘭越町は1日、町内で生産した米のもみ殻を再利用する「もみ殻燃料棒」の販売を開始した。道の駅や公共温泉施設「幽泉閣」で購入可能。再生可能バイオマスエネルギーへの有効活用事業として、継続展開する考えだ。
2021年10月07日 14時00分
この記事は北海道建設新聞2021年10月6日付10面に掲載されました。新聞本紙か、e-kensinプラスの記事検索コーナーをご覧ください。
2021年10月06日 15時00分
経済産業省の特定風力集中整備地区に指定され、大規模風力発電の建設工事が進む道北地域。留萌や稚内では高さ150m以上になる出力4?㍗の風車が多く建てられる計画で、作った電気を使うための送電網の整備も着々と進む。メインとなる風車建設のほか、仮設道路や鉄塔基礎など付帯工事で事業に関わる人は多く、地域への経済効果は大きい。仮設ハウスやバックホーといった資機材も多く投入され、中でも敷鉄板は道内屈指の使用数に上っている。