幕別町は、公営住宅長寿命化計画見直し案をまとめた。忠類白銀町団地の14棟46戸で建て替えを検討。2029年度からW造、6戸の建設と除却を進める。改善は26年度から結露が著しい泉町団地4棟126戸で優先的に取り組む。23―32年度の事業費に11億5700万円を見込む。計画は年度内に策定する。
1月31日、帯広市内の藤丸百貨店が閉店した。シャッターが閉まる瞬間、市民からあふれるように感謝の言葉が飛ぶ。122年間、地域に根付いた存在感を裏付けた。半面、直近では7期連続赤字決算になるなど苦戦。市民の百貨店離れが要因だ。今後は村松ホールディングスの村松一樹社長と、そらの米田健史社長による新会社が再建を担う。村松社長は「必ず営業再開を実現させる」と意気込み、前人未到の挑戦に踏み出した。
幕別町は2024年度、アイヌ文化拠点空間整備事業の生活館棟新築に着工する。25年度には展示館棟を新築。外構や改修を含む概算工事費は11億3700万円とする。敷地全体をアイヌの集落であるコタンに見立て、アイヌ文化の伝承と来訪者が民族への理解を深める空間とする。23年度は建設地の千住生活館解体と生活館棟の実施設計に取り組む。