2021年06月14日 17時00分
国土交通省は10日、2021年度都市景観大賞景観まちづくり活動・教育部門の優秀賞(都市景観の日実行委員会会長賞)にサッポロフラワーカーペットを選定したと発表した。市民ボランティアらで、花びらや自然素材を使った花絵を作る取り組み。道内からの受賞は、大賞に北彩都あさひかわ地区、優秀賞に札幌北2西4地区が輝いた15年度以来となる。例年開催しているまちづくりと景観を考える全国大会での表彰状授与は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から中止する。
2021年06月08日 10時00分
北海道開発局は、地球温暖化の緩和策として海藻が二酸化炭素(CO₂)を吸収するブルーカーボンに着目し、道内港湾への展開を目指している。2021年度は、釧路港東港区で育成している海藻の自然環境のほか、有機物が混じっている函館港西防波堤の背後盛り土の性質を整理。それぞれでCO₂の固定量の定量化について評価、検討する。
2021年05月31日 10時00分
北海道開発局は、最先端技術で効率的な物流を実現する高規格ユニットロードターミナル導入の検討に着手する。直轄での導入検討は道内初で、苫小牧港東港区の周文埠頭をモデルに検討を始める。埠頭の一部を拡張整備して、検討に用いるフィールドを確保する計画だ。2021年度は国内、海外の先行事例や技術動向を収集し、埠頭利用者と導入技術に関する協議を重ねる。同港での検討を進め、将来的には道内の他の港湾にも水平展開したい考えだ。
2021年04月30日 10時00分
北海道開発局は、防災・減災、国土強靱化に向けた道路の5か年対策プログラムの北海道ブロック版を策定した。高規格道路のミッシングリンク解消や暫定2車線区間の4車線化を推進して、災害に強い国土幹線道路ネットワークを構築。災害の発生から約1日で緊急車両の交通を確保するための道路網実現を目指す。道内で促進する道路事業や各整備区間の開通時期見通しも公表。道横断自動車道足寄―北見間では、凍結している足寄IC―陸別IC間の事業再開に向けた検討を2021年度に進める。
2021年03月31日 10時00分
国土交通省は2021年度予算の公共事業新規採択時評価結果をまとめた。道内では国道5号創成川通(都心アクセス道路)など道路2事業の評価を妥当と判断した。港湾では石狩湾新港東地区の国際物流ターミナルのマイナス12㍍岸壁新設、札幌第4合同庁舎新築が採択の方針。4事業で総額1664億円に上っている。