安平町は、北海道胆振東部地震で被災した早来中の再建に関し、基本計画策定に向けて4つの構想案を示した。延べ5441m²の校舎と、大・中アリーナを合わせ延べ1918m²の屋体で構成。各案は階数や教室などの配置場所がそれぞれ異なる。9日からパブリックコメントを募集する。
小樽市は、閉校した3中学校の利活用に向けたサウンディング型市場調査を実施する。公共施設として活用が見込めないため、民間事業者に地域の発展に寄与するアイデアを募る。参加希望者を9月20日まで募集し、10月7―11日で聞き取り調査を実施。調査結果は11月ごろに公表する予定だ。
札幌市教育委員会は4日、2020年度の学校建築計画を明らかにした。学校施設環境改善交付金の対象は、事業費に相当する配分基礎額で87億円。危険改築や長寿命化改良のほか、13校の地震補強費を計上した。公立学校施設整備負担金は4校の改築、増築に事業費ベースで4億5000万円を要望している。
安平町は、北海道胆振東部地震で被災した早来中の再建について、新校舎の建設スケジュールを見直した。基本計画策定がずれ込んでいるため、当初は2021年度に予定していた開校を22年度に先送りする。これに伴い、着工時期も20年9月から21年7月にずらす。今夏に基本計画を策定。9月の基本設計着手を目指し、7月か8月にも指名などの手続きに入る見込みだ。