富良野市は庁舎建て替えの事業手法について、建設業者が実施設計段階から参画し、技術提案するECI方式の採用を決めた。多くの地元企業が参入できるよう乙型共同企業体を組む計画で、8月中旬にも施工業者を公募型プロポーザルで公告する考えだ。
網走市は、老朽化した市役所本庁舎と西庁舎の一体的な建て替えに向けた基本・実施設計を、2020年10月に一括してプロポーザルで発注することを計画している。17日に開催した第1回新庁舎建設基本構想策定検討委員会で明らかにした。20、21年度に設計を進め、22年度に着工し、23年度末の完成を目指すというスケジュールを想定している。
富良野市は、10日に開会した6月定例市議会に総額2億838万6000円を追加する補正予算案を提出した。新庁舎建て替え実施設計の関連で9242万3000円を盛り込み、9月にも発注する方針だ。農村環境改善センター改修には300万円を計上した。簡易水道事業では、島の下導水管移設に2000万円を充てた。