2019年の道内建築確認件数は前年を1.3%、246件下回る1万8228件で、2年連続のマイナスとなった。10月の消費増税前に持ち家や分譲戸建て住宅で駆け込み着工の動きが見られたものの、貸家が供給過剰感による投資抑制や用地不足で全体を下押ししたもようだ。道内金融機関は20年の見通しについて、貸家の減速が続くほか、増税による消費意欲の後退などにより持ち家も前年を下回ると予想している。
札幌市内で2019年に新規発売された分譲マンションは1333戸で、前年を20.5%下回ることが住宅流通研究所の調査で分かった。18年に大型再開発に伴う高層マンションの供給が相次いだことによる反動などが影響した。販売したデベロッパーは前年と同じ21社。クリーンリバーが208戸を発売し、10年連続で首位となっている。
学生・アマチュアカメラマンによる建築写真の出張撮影サービスを運営する家撮り部(本社・東京)は、札幌を中心に北海道でのサービスを開始した。工務店、リフォーム会社、リノベーション会社、不動産会社などを主なターゲットに展開する。