札幌芸術の森美術館で14日から開催される「奇蹟の芸術都市バルセロナ展」を心待ちにしている建築家がいる。札幌在住の木下泰男さん。ガウディやピカソ、ダリなどの作品と並び楽しみにしているのは、日本では無名な建築家「ジュゼップ・マリア・ジュジョール」の2題。ガウディの協力者として建築だけでなく、家具デザイン、絵画の分野で唯一無二の才能を発揮した人物だ。木下さんは20代で渡航し、出会った未完作品「モンフェリー教会堂」の実測調査からジュジョール研究を30年続けていて、「同展を通し、ジュジョールの世界を感じて」と話している。
紋別市は2日、買い取り型学生寮建設事業の整備事業者として川村建設(本社・紋別)を選定した。民間事業者が学生寮を建設し、市が買い取る事業。9日にも同社と基本協定を締結し、12月上旬の着工、2020年5月下旬の引き渡しを目指す。
小樽市は21日、重要文化財旧日本郵船小樽支店保存修理の事前審査型条件付き一般競争(郵便入札)を執行したが、参加申請者が応札しなかったため中止とした。前回は指名競争で入札し、参加辞退で取りやめていた。市は参加申請者へのヒアリングを実施し、原因を究明する方針だが、再入札の時期は未定となっている。