新型コロナウイルスの感染拡大で音楽業界が大きな影響を受け、厳しい状況が続くライブハウス業界。道内でもイベントが減り、密状態を避けた集客を続ける中、多くの施設が公演のネット配信に力を入れる。事態が長引いて配信が乱立する中、演出の高度化や利用者のコミュニティーづくりなど、他との違いを出そうとする取り組みが本格化している。
新型コロナウイルス感染拡大の第4波と発注ピークが重なった道内。各行政機関では発注における感染症対策が重要な要素になっている。委託業務を中心に採用されるプロポーザル方式では、提案内容を確認するヒアリングやプレゼンテーションが付きものだが、従来の直接対面方式からオンラインや書面審査へと切り替える動きが目立っている。緊急事態措置期間は残り2週間ほどだが、終了後も感染状況に合わせて実施方法を検討する発注機関もあり、参加者側は状況に応じた対応が必要になっている。(感染症対策取材班)
札幌市経済観光局が募集している新型コロナウイルス感染症対策テレワーク導入の補助申請は、25日時点で45件に上っている。業種別では建設業が全体の21%を占め、情報通信業に次ぐ多さ。テレワーク導入を目指す動きが出ている。