関西電力(本社・大阪)は7月29日、伊達市と千歳市で計画していた陸上風力発電所の事業廃止を発表した。経済産業相と知事へ第一種事業の廃止等通知書を提出する。
ことし開港150年を迎える室蘭港が、エネルギーの未来を担う洋上風力発電施設の製造拠点として注目されている。既に大成建設や五洋建設が関連部材の生産に向けて準備を進め、15日には清水建設が建造中のSEP船の母港を室蘭港とすることを決めた。国を代表する企業が室蘭に可能性を見い出し、港と街に新たな風を吹き込んでいる。
白老町は、2041年度を目標年次とする第2次都市計画マスタープラン案をまとめた。コンパクト・プラス・ネットワーク型の都市構造に転換させるため、暮らしの場の近くにさまざまな都市機能を集約し、それらを道路や公共交通のネットワークで結ぶ。ハード整備を見ると、高速IC周辺への工業施設・流通業務施設集積や国道36号拡幅、鉄北幹線整備などによる交通利便性の向上を見込む。近く成案化する。