2020年12月11日 15時00分
循環型農業技術の開発を手掛けるGAC(本社・七飯)は、屋内設置型の水耕栽培ミニプラント「irene(アイリーン)H2O」を2021年4月に売り出す。メンテナンスフリーで農業の初心者や障害者でも安心だ。福祉施設の農福連携や学校の食育での導入を目指している。
2020年10月14日 12時00分
虫と雑菌の心配がなく室内栽培に適した「無菌人工土壌」を展開するラテラ(本社・札幌)は、北大発認定ベンチャー企業だ。北大ビジネス・スプリングにあるオフィス内には無菌人工土壌で育てた植物や野菜が所狭しと並ぶ。荒磯慎也社長は、水耕栽培と比べて複雑な設備が必要ないなど無菌人工土壌には優位点があり、近未来型の植物工場実現に一役買えると自負する。
2020年08月22日 10時00分
幌村建設(本社・新ひだか)の関連会社、ファームホロ(同)が作るアスパラガスが注目されている。スーパーなどに並ぶものに比べ、際立って太いのが特徴だ。現在はビニールハウス58棟で栽培しており、幌村司社長は「アスパラのハウス栽培としては道内最大級では」と誇る。順調な事業成長の裏には、ほ場整備の経験など建設業で培ったノウハウの活用があった。
2020年08月11日 10時00分
コロナ禍で屋内型のレジャーが苦戦を強いられる中、「3密」になりにくい野外施設に光が当たりつつある。札幌市南区の果樹園をベースとする「フルーツテーマパーク 定山渓ファーム」もその一つ。足元の状況や、2016年の開業からの経過について運営する長谷川ファーム北海道(本社・札幌)の伊達弘恭社長(58)に聞いた。
2020年07月14日 09時00分
任期満了に伴う6月の平取町長選で初当選を果たした遠藤桂一町長。町職員時代には企画課員やまちづくり課長、副町長として長年町民と関わりながら町政に取り組んできた。アイヌ文化やびらとりトマトといった、地域の豊かな個性を生かした今後のまちづくりについて聞いた。