この記事は北海道建設新聞2019年12月11日付2面に掲載されました。本紙のご購読についてはこちらのページからお問い合わせ下さい。
また、紙面のほか、有料の会員向けサービス「e-kensinプラス」の「記事検索コーナー」でも記事をご覧いただけます。詳しくはこちらのページをご覧下さい。
北海道パレットリサイクルシステム(本社・深川、HPRS)は、閉校した深川市内の中学校を植物工場に利活用し、葉物野菜や苗の生産を始める。初出荷は来春を予定。12日に深川市と旧・市立多度志中[MAP↗]の無償貸与で書面を交わした。事業化には地元の北空知信用金庫や大谷種苗が協力。水耕栽培と水産養殖を掛け合わせたアクアポニックスと呼ばれるシステムによって、将来的には魚の出荷も手掛けたい考えだ。
八雲町のバイオマス産業都市構想が農林水産省に選定された。国の多様な補助などを活用できる。家畜ふん尿からガスや肥料、家畜用の敷料を生産するバイオガスプラント(BGP)を4基整備し、循環型農業の確立を目指す計画。町などが出資する企業が来春の着工を目指している研修牧場では、集中型BGPを2020年9月ごろに着工する予定だ。