小樽建管は2022年度、小樽市内の小樽環状線で仮称・最上トンネルの着工を計画している。延長1187m、全幅10.25mを予定。上半先進ベンチカット工法で掘削を進める方針で、25年度の本体完成を目指す。
釧路建管は釧路市内で3・3・26愛国北園通整備の2023年度事業着手を目指している。新釧路川に橋長331mの新橋を架ける計画で、総事業費に約102億円を見込む。事業実施により文苑地区から昭和地区へのスムーズな移動が可能となる。
小樽開建は229号島牧防災で、2022年度以降に160億円を投じる予定だ。作工物は仮称・新穴澗、仮称・新栄浜の2トンネルの着工を残す。22年度はこれまでに施工した箇所の現場打ち法枠工や2トンネルの地質調査などを予定する。
函館開建は2022年度、函館江差自動車道木古内―江差間の道路概略検討に着手する。17日付で関連業務を簡易公募型プロポーザルで公告。費用便益なども分析し、事業化に向けた基礎資料を作成したい考えだ。
帯広市は、3月1日開会予定の第2回定例議会で、2021年度一般会計に13億9822万6000円、下水道事業会計に1億4919万7000円を追加する補正予算案を提出する。早期発注を図る22年度当初予算案の債務負担行為には、一般会計と水道事業会計で約5億円を設定。契約管財課、上下水道部ともに補正の年度内発注分と債務負担行為設定工事を3月9日に一般競争公告する見通しだ。