美唄市の板東知文市長は、3日に開会した第3回定例市議会で、現在中断している市立美唄病院建て替えの実施設計について、実施設計業者と契約解除する考えを明らかにした。今後は病院建て替えの新たな計画を策定するため検討会を設ける考えだ。
白老町は町立国民健康保険病院改築に関し、公設公営で病床20床以上を確保することを基本方針に据えた。また、改築に伴い閉鎖を検討していた病院併設の老人保健施設きたこぶしは、存続させることとした。方針を踏まえた具体的な計画は秋以降に策定する。
札幌市保健福祉局は、2020年度整備分の特別養護老人ホームと介護老人保健施設について、整備事業者の応募状況を公表した。特養は創設が西区で80人分、増床が手稲区で2人分、老健は豊平区で創設80人分という状況。それぞれ1者が応募している。
北海道ポラコン(本社・札幌)は、労働者の作業負担軽減につながる「アシストスーツ事業」に本格参入する。100%子会社のR―e(同・東京)が、札幌を拠点とするカイロプラクティック会社と共同で体のゆがみを治すカイロスーツを開発し、通院者向けに販売。今後は顧客ごとに体や作業動作を診断しながら個人に合わせたアシストスーツや健康指導、現場コンサルなどを提供し、総合的な健康ソリューション事業に成長させたい考えだ。
社会医療法人社団カレスサッポロ(札幌市中央区北1条東1丁目2の5、大城辰美理事長)は、札幌市東区の札幌総合卸センター跡地に計画する、時計台記念病院と北光記念病院を統合した仮称カレス医療センターについて、2021年10月に着工する方針だ。全室個室で300床以上の病院を構想し、12月20日にも理事会で設計者を選定。24年4月の開業を目指している。