2020年12月11日 10時00分
再生可能エネルギーとして注目される水力発電。北海道電力は出力3万㌔㍗以下の中小水力発電所開発の一環として、新得町トムラウシに新得発電所新設を進めている。山中の現場では地下6階のコンクリート建屋工事が佳境に入り、まるで地中にビルを建てているかのような光景だ。北電新得水力発電所建設所の案内で1日、現地を訪れた。
2020年12月03日 10時00分
室蘭市は、室蘭港長期構想の最終案をまとめた。物流機能や世界最大のクルーズ船寄港、防災減災機能の向上につながる戦略的な岸壁整備のほか、洋上風力発電の部材組み立てなどの拠点としての利活用を明記。長期的な視点で国際水素エネルギー拠点の形成も盛り込むなど大水深岸壁を有する室蘭港特有の構想案となっている。
2020年12月02日 12時00分
丸吉ロジ(本社・北広島)は、鋼矢板や橋桁など鉄製品に特化した物流会社だ。単に鋼材や部材の輸送だけでなく、荷主から倉庫運営を受託したり、製品の切断や溶接など加工を手掛けるオールマイティー物流「丸吉モデル」を実践している。新型コロナウイルスの影響で先行きの業況は非常に厳しいとみるが、ものづくりや再生可能エネルギーなどの分野を視野に入れた新規営業部門を創設し、オンリーワン企業を目指す。
2020年11月13日 10時00分
ジャパン・リニューアブル・エナジー(東京都港区六本木6丁目2の31、中川隆久社長)は、洋上風力発電事業の仮称・石狩湾オフショアウィンドファーム新設を計画している。石狩と小樽両市の沖合、石狩湾洋上約4万3000haをエリアとし、最大105基の風力発電機で100万㌔㍗の出力を予定している。着工時期や設計、施工者は未定だ。
2020年11月04日 10時00分
カワテックス(本社・砂川)は、発電機や燃料タンクなどをパッケージ化した「燃料油庫」を提案している。地震や台風で停電が起きても重油や軽油を燃料に発電機を作動させることで、水道や電気など業務インフラを使うことができる。並行して水の供給に特化した「アクアインピット」も用意。震災時や断水時に役立つ緊急貯水槽で、水が常時循環するため平時は水道水、非常時には飲料水や消火用水として使える。近年、道の駅を中心に採用を伸ばしている。