2019年05月15日 18時00分
札幌市内で、再開発事業をきっかけに老朽化した病院を移転改築する医療法人が増えている。新札幌駅周辺地区や苗穂駅北口地区など、中心部やJR駅そばでの建て替えが目立つ。交通の利便性が高く人口が密集した所への立地だ。人手不足が深刻さを増す中、将来の超高齢社会や医療制度の変化に備え、医療・介護スタッフや患者の確保といった思惑がうかがえる。
2019年05月15日 15時00分
札幌の美しい景観を考える会が企画する記念講話が10日、札幌市内で開かれ、北大の角幸博名誉教授と静岡文化芸術大の宮内博実名誉教授が歴史的建造物について意見を交わした。角名誉教授は札幌市時計台や豊平館などを例に、歴史的建造物が与えるまちづくりへの効果を強調。宮内名誉教授は新しい建物と古い建物の線引きの難しさなどを指摘した。
2019年05月13日 14時00分
楢崎製作所(本社・室蘭)は、伊達市内のかぼちゃ保管倉庫新築を、同じ横河グループの横河システム建築(同・千葉県船橋市)が展開する「yess建築」の元請けビルダーとして受注した。これにより設計や基礎、設備、本体、外構を一括で担うことが可能となる。今後、システム建築のビルダーを事業の柱の一つにする方針だ。
2019年05月10日 15時00分
辻野建設工業(本社・当別)などが手掛ける「当別町里山の継続的な田園住宅づくりとコミュニティの形成」が、日本建築学会の2019年学会賞(業績)に選ばれた。里山の田園住宅という新たな住宅地モデルを開拓し、独創的で質の高い居住地づくりを実践。20年近くの時間をかけてソーシャルネットワークを構築し、それらを基盤に田園住宅を創造し続けていることが評価された。
2019年05月08日 18時00分
道内食品小売大手のアークス、イオン北海道、生活協同組合コープさっぽろの今期設備投資計画が出そろった。業務システムと不動産取得を除いた店舗向け投資は、3グループ合計で約190億円。移転改築を含む新規出店は合わせて9店に上る。建て替えで売り場面積を増やすなど、老朽化した店舗を刷新して競争力を高める動きが目立つ。