札幌建管は、2021年11月11日未明に発生した陥没から通行止めとなっている三笠市本町の道道岩見沢桂沢線について、2月中旬に開通できる見込みとした。資材の手配が整い仮橋の施工が円滑に進んでいるため、当初年度内としていた解除時期を早めた形だ。
東日本高速道路北海道支社は、2020年3月に事業許可が下り、着工に向けて設計などの準備を進める道東道占冠IC―トマムIC間4車線化に伴い、占冠PAを移転する計画だ。必要面積なども踏まえて移転場所を検討中で、着工・竣工時期は4車線化の進捗に併せて固めていくもよう。
道建設部は、2021―25年度を期間とする次期北海道無電柱化推進計画案をまとめた。道道における25年度末の無電柱化率について3つの目的別に目標を設定しており、防災の目的ではDID(人口集中地区)内の緊急輸送道路を現在の2.1%から5.3%へと向上させる。計画期間内の整備予定箇所は深川雨竜線(深川市4条2)や倶知安ニセコ線(倶知安町南4条1)など23カ所で、整備延長は約32㌔となっている。